私が滞在した期間にもありましたが、身体に感じる余震が傷口をえぐるかのように無常にも続き、
今尚続く肉体的、精神的な疲弊が心配される不安な生活の中、100日目を刻む今日です。
震災後の原発への対応や、復興に対する政府の頼りなさが如実に現れていますが、
長期的な支援を必要とする今回の災害では、その政府や行政などあらゆる方面からの救援と協力が、
再建を粘り強く加速度的に進める重要なカギとなります。
現地の惨状を目の当たりにし、一人一人の力の集積の重要性を認識した今。
支援ボランティアでの活動は今回限りではなく、今後また被災地へ向かおうと思います。
乱暴な言い方をすると、個人的な精神性や取り組む姿勢は関係なく、
現地では、具体的な活動を行う具体的な人手が求められています。
地球は生きている星だから、今後もこういったことは起こりうるわけで、
大事なのは、立ち向かう智慧と勇気を持ち、私たちがその地球との共存方法を模索すること。
そして星の住民同士が助け合い、支え合うことで、困難を乗り越えることが肝要です。
時に脅威と化し猛威を振るう雄大な自然に生かされていることを、私たちは忘れてはいけないのです。
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付近で発見された遺留品の数々とともに、各地からのメッセージが添えられています。
思い出が綴られたこのランドセルが今もここにあることに気付いた時、胸は張り裂けそうになります。