震災から3ヶ月となる昨日。
石巻から戻り、今日の活動報告会へ向け新宿泊だったわけですが、
その新宿や日本の各地で、また世界各国で反原発を訴える大規模な動きがありました。
クリーンエネルギーへのシフトを目指し、反原発を推進する動きは重要ですが、
その訴え方を誤ると、信念を持つはずの行動はただの暴動にもなり得ます。
あまりに野蛮で品のない姿勢でのデモは、唱える内容の本来の意義をブレさせてしまいます。
あらゆる面で声を上げるリスクが高く、浅薄な知識では答えを見出せない難題ですが、
今、突然に原子力の全てを失うことによる問題点は多く、社会や経済は一気に停滞し混乱します。
もちろん自然エネルギーにその主軸を譲ることは急務で、早急に道筋を示すべき重要な課題です。
利権にまみれ、現代の地球が求めていないエネルギー供給手段からの脱却へ向け、
ただ否定するだけではない、新たなエネルギー政策の具体案を提示することが必要です。
そんな本日、石巻での支援活動についての報告会へ出席してきました。
外国の方々も多く含む、たくさんのボランティア参加者及び参加予定者。
3ヶ月に渡って行ってきている災害ボランティアの活動報告や、
支援の輪を繋いできた現場での枠組みづくりなど貴重な話を聞くことができました。
さて、たくさんのものを抱え帰阪します。
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会場となった、JICA「地球広場」
「伝える義務」を少しずつ果たしていきます。