さて、行ってきました街歩きシリーズ、オープンしたての「あべのキューズモール」です。笑
約30年、再開発が続く阿倍野一帯ですが、ようやくひとつの弾みをつけることとなりましたね。
建設が始まる前、空き地となっているこの場所にあったフットサルコートで、
10年程前にフットサルをしていた思い出もあり、勝手に感慨深いです。笑
どれが「Q's MALL」でどれが「CUES TOWN」なのかは分かっていないのですが、笑
ギラギラした最先端商業施設というよりは、ほがらかな街の大きいスーパーといった感じでした。
以前よりずっと強固なものとしてあった、若者を中心とした天王寺のターゲット層、
ブランドイメージを、より決定づけることになったと思います。
テーマパークのような造りでフードコートもあり、誘致しているテナントからしても、
戦略通りではあるはずですが、大人はちょっと苦手、子供は大ハシャギといったところでしょうか。
イトーヨーカドーやABCクラフト、ミドリ、セガなどが、
あの地域が持つほのぼのとした庶民感を良い感じに演出してくれているような気もします。
増床・開業が続き、オーバーストアが懸念される大阪都心部の商業地区ですが、
大型の百貨店や商業施設が集積する梅田やミナミとは違った立ち位置にはなっていると思います。
それでも、すでに渋谷で揺るぎない地位を確立している109を支持する層と、
HEPやOPAで買い物を楽しむ層とはぶつかっているはずなので、良い競合・共存が必須になりますね。
しかし、ハンズもそうですが、109を持っている東急はやはり強いですね。
学校帰りに通る女子高生達は、寄らずには帰れなくなるのではないでしょうか。
とは言え、隣の施設の開業やインフラ整備がまだで、何より駅ビルの完成がもう少し先になるので、
地域一帯としてのブランド確立は、まだ未来に譲るといった感じですかね。
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申し訳ないぐらいの超曇天ですが、
暗雲が立ちこめることはなく、オープンは晴れ晴れしいです。