$hashikawa's blog


28歳最後の1日がまもなく終わり、20代最後の1年が始まろうとしています。
このタイミングで年齢を重ね、生まれた意味に向き合えることをとても意義深く思います。


さて、時間軸は前後するのですが、先月末に開催された勝谷 誠彦氏の講演を聞きに行きました。

深い見識の持論や痛烈に批判する物怖じしない姿勢が人気のコメンテーターであり、
作家、ジャーナリスト、コラムニストとして、その秀でたセンスで多方面に活躍する勝谷さん。

今回の震災に関する深い話も多く聞くことができ、政府の対応や原発の現状、海外の動き、
メディアが報じない事実など、思慮すべき覆い隠される真実が、独特の口調で赤裸々に語られました。

一連の事態で耳にするようになった「シーベルト」や「ベクレル」といった馴染みのない単位も、
分かりやすい説明がなされ、今後の日本が辿る道にも数値を交えて詳しく言及されていました。


震災後の罹災地域の復興と復旧、一刻も早い原発の事態沈静化に向け、
最悪のシナリオを避けるための判断と決断、そしてその決断を下すリーダーの存在が不可欠。

あらゆる情報に耳を傾け、且つその内容を取捨選択し、智慧と知識を深めることが、
少しでも真実に近づくための小さな一歩になるのだと思います。

かつての、そしてこれからの歴史的に見ても間違い無く大きな転換点となる今。
勝谷さんの座右の銘として挙げられた、古代ギリシアの哲学者ソクラテスの言葉、

「ただ生きるな、善く生きよ」

今だからこそ、その言葉の持ち得る真理が、より胸に迫ります。


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今回の講演会場。
マスな媒体がひた隠す真実を聞くことができるのは、現場の醍醐味です。