1ヶ月の時が経ちました。
長期的な視野をもった、継続的な支援を見据えるうえでのひとつの節目となります。
その影響がじわじわと顕在化する中、心の震えは未だ止みませんが、
表層的ではない万感を持って、死生観をみつめる1ヶ月となりました。
肉体的、精神的に疲弊するその傷口を塞ぐ有効な手段への糸口はなおも困難を極め、
未だ被害の全容はつかめず、犠牲者、不明者の総和は目を覆いたくなる数字が並びます。
それでも、未来を生き抜く確かな決意を抱く人々は、
日常への道を、復興への道を一歩ずつ歩み、明日を兆す力に変えています。
祈りに包まれるその場所から、胸に迫る思いを添わせて専心し、
笑顔を取り戻すその日まで、前に進むための高い士気を絶やしません。
明日はチャリティー公演を大阪で開催し、
来月には、アイリスが手掛ける大型ニュープロジェクトが東京・大阪で始動します。
新たな展開へ向け、アウタートのフィロソフィーを具現する公演開催も5月末となり、
未来を照らす灯となるような、心を癒す刺激的なビジョンは描けています。
止まることを許さない人生が、生きる意味を、命の真理を、涙の乾きとともに教えます。
安らぎに満ちた尊い平和が訪れるその時まで、繋いだこの手を離さないでいよう。