9月に入り、2010年も残り3分の1を切りました。
そんな、生涯で一度しか経験することができない2010年の夏。
一歩間違えれば人間らしさを失ってしまいそうな程に、
ペーソスを帯びた荒涼とした心境で、この夏の大半を過ごしてしまったような気がします。
時間の自由は与えられても、精神的な自由がなく、
息が詰まるような哀しみと、吐き気がするような苦しみが晴れない日々が続きました。
プライオリティーの整理がつかないまま遅疑逡巡とすることが多く、
公私ともに少し不安定な日常の連続という不甲斐無さ。
記録的と言われる、うだるような暑さのせいもあってなのか、
夏の開放感をこれ程感じることができなかったのは初めてでしたね。
と、同時に、タイミング的なものでもありますが、秋の訪れがこんなにも楽しみになるのも初めてで、
これから起こること、起こすことに期待感は膨らみ、ワクワクが溢れています。
フロックではない結果を求める年末へ向けての舵取りが、今後の経営能力を問う試金石となりますね。
マキャベリスト的思想を持つのとは違いますが、シビアな経営采配で辣腕を振るう才知を、
誠実に、丁寧に、少しずつ確実に積み上げていきたいと思います。
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刹那的にその彩りを変化させる、夏の終わりの夕景。
空の画が多めな最近です。