$hashikawa's blog


「一生懸命やったと言えるのは結果が出てから。
 結果が出ないのは一生懸命じゃないから。」


この夏の高校野球、沖縄県勢として初の夏大会優勝を果たし、春夏連覇を達成した興南高校。
その興南高校の我喜屋監督が、投手の島袋君をはじめ、選手達に送った言葉です。


過程や努力を否定するギリギリの説諭で、高校生を相手に少し厳し過ぎるとも思えるこの教えですが、
事実、頑張りが認められるのは学生までで、社会に出てからは結果が全てです。

20才までは「可能性」で評価されるが、20才を超えれば「結果」でしか判断されません。
換言すると、結果でしか判断してはいけない。 特に「仕事」に関しては。

相手が高校生だろうと、選手の将来を思い、この教えを叩き込んだからこそ、
こうして興南高校は結果を残すことができたわけです。


音楽をその「仕事」にしたいという夢を持ち、ましてや高校生でもない、
いい大人を相手に少々甘過ぎたかと、何か色々と反省です…。

甘やかすことは本当の優しさではなく、その真意を伝えるためには、
結果がその後に与える影響や価値、またその重要性を説いていかなければならないですね。


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簡単に答えが導けるはずもない「優しさの本質」について少しだけ考えてみる、
「丸の内ブリックスクエア」より眺める曇天の下です。