前回のトラック以降、12月の後半には本当に様々なことがあり、綴るべきことは沢山あるわけですが、
一先ずそれらは年が明けてから少しずつ記すとして、本日は大晦日らしく書きたいと想います。

人間の創ったグレゴリオ暦に縛られた、過ぎれば昨日なこんな1日も、 過去を振り返り未来を見据える節目となり、 善くも悪くもスターティングオーバーなきっかけに成り得るなら、 あながちなしでもないかなとも想います。

1年の終わりが訪れ、新しい1年の始まりを迎える大晦日。
多くの人が、節目として歩みを振り返り、未来を見つめる大晦日のような、時間の経過を意識した過ごし方を日々の生活に於いても心掛けたいですね。


2009年は取り巻く環境を大きく変化させた、ブランドオーナーとしての初めての1年。
経験不足故、未熟さ故に塗炭を舐める思いを何度も経験し、悔しい想いや情けない想いも何度も味わいましたが、大きな意味を持ったとても深く大切な1年でした。

今年積んだ多くの経験は、間違い無くこれからの判断材料として有用なものとなるでしょう。
知識や考察だけで判断し選択するのではなく、経験として得た情報も加えて選択肢を判断することができるのは説得力が増し、質の向上にも結び付く。


そんな試練の年となった2009年は「変わる」ことにフォーカスし「変わりたい」「変わろう」「変わる」という変化しようという姿勢を少しでも具現化した1年でした。

モルガン財閥の創始者、JPモルガンは言います。
「どこかに辿り着きたいと欲するならば、今居る所には留まらないことを決心しなければならない」


2009年は生涯忘れることのできない1年となり、2010年も絶対に落とせない1年。
今年や来年だけではなく、そうやって極めて重要な意味を持つ1年を、これからも続く人生に於いて、
堅実に、誠実に、たゆまず積み重ねていきたいと想います。
年齢にはそれぞれ意味があり、歳を重ねるという事は老いるのではなく成熟するという事なのですから。

そして、今こうして1年を振り返り、新たな日々と出逢える幸せに感謝します。
良いお年をお迎えください。