$hashikawa's blog


かれこれ10年程前。
当時高校生の私が好きだったバンドのひとつ、「CASCADE」
ちょうど「FLOWERS OF ROMANCE」や「cuckoo」がヒットし、アルバム「80*60=98」や「コドモZ」がリリースされた頃あたりですね。
「カミカゼBOWZキドウタイ」のツアーでは会場となった大阪城ホールへも行き、1曲目に披露された「湖の上50メートル」で、持っていたイメージからの想像を超えるその意外な存在感(だいぶ失礼ですが)に圧倒されたのは今も鮮明に覚えています。

そんなCASCADEが今年、7年振りに復活。
メンバーが一人不在での再結成という、当時とは違った形での復活でしたが「これは行っとかないとダメだろう」と、使命感にも似た衝動で復活ツアーの大阪公演へ行って来ました。

時にビジュアル系とも称される程に、奇抜でアバンギャルドなルックスやライブパフォーマンス。
ポップでキャッチーなものからちょっとヘビーなリフ押しのもの、シーケンスや同期ものを駆使した、フロアを踊らすダンサブルなものまでと多彩な楽曲群。
シュールな歌詞や卓越した世界観など、CASCADEの魅力は健在どころかより洗練されていました。

いやぁ、これからもきっと大いに楽しませてくれることでしょうね。


そして、カスケードはもちろん観たかったのですが、復活ツアー大阪公演の会場となった、
「梅田AKASO」へ、少しでも早い段階で行っておきたかった。

今年9月にバナナホールの跡地にオープンしたライブハウスで、ステージの床に当時の雰囲気を残しながら、外観や内装は白と黒をメインにシックな感じでスタイリッシュなまとまり。
躍動感が伝わりやすく、頑張れば汗まで見えるキャパは臨場感たっぷりで、音も申し分無し。
いろんな背景や要因を踏まえても関西随一のホールですね。

このサイズのホールはアマチュアアーティストのステップアップや登竜門的な存在として重要度は高いし、メジャーユースな会場としても今後目が離せないライブハウスです。


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pic:
上質レストランの様なAKASO外観。
この日の客層は9割が女性でした。