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オリンピックの招致、日本は残念でしたね。
名古屋、大阪に続き、三度目の落選となってしまいました。
夏のオリンピックを是非自国でタイムリーに味わってみたかったですね。

「IOCは国連ではない」と扱われた「環境に配慮したオリンピック」
という今回の東京のコンセプトは素晴らしいと想います。
その思想を次回に活かし、世界をリードして、今後の招致活動も積極的に取り組んでもらいたいですね。


空港や道路などの公共交通網の整備の遅れや、高い犯罪率など、
開催へ向けては多くの課題を抱えるリオデジャネイロ。
「未開催国に門戸を！」 という情熱的な訴えが奏功する結果となったのですが、
開催地となり、社会基盤整備が十分ではないという課題を7年でクリアしないといけないわけです。
04年、12年に続く3度目の挑戦で悲願達成となったリオデジャネイロには、
「南米初の五輪開催」を素晴らしいものにしてもらいたいですね。


もし16年が東京になった場合、08年の北京での開催から短いスパンでのアジア開催になるので、
今回の招致については無理だろうという感覚が強く、国民の支持率も低かった。
そんな感じで招致の熱は沸点に達しないまま、残念な結果となったわけですが、
今回のオリンピック招致に関して7年後というのを皆さんも色々と思い浮かべたのではないでしょうか。

自分の年齢や子供の年齢に7を足して…。
そうやって、このご時世にポジティブな未来を描くことが出来ただけでも、
将来を切り拓く活力となるものは得られたのではないでしょうか。

「夢を追いかけている時に力がついてくる事実の方が、 夢を手に入れたかどうかよりも素敵なこと」
と、桃井かおりさんもおっしゃっています。


大阪がオリンピック招致に乗り出したあの時にしてもそうですが、そこら中にある看板などを見て、
「未来やなぁ」と想っていたあの2008年はもう過ぎているわけです。
結果は残念でも、今回の招致活動で得た経験を活かし、そんな風に近い将来、
日本にふたたび聖火を灯したいですね。