そういえば半田貞治郎は写真が趣味で、航空学校にいたときもよく写真を撮っていたんです。
航空学校の写真もありましたし、飛行機の写真やパイロット・CAを目指している在校生の写真などたくさん見せてもらいました。
好きなものを撮っているからか、写真に半田貞治郎の気持ちが入っていて、感情までが伝わってきたんです。
半田貞治郎も撮るたびに飛行機の顔がわかるようになってきたと言っていたのをよく覚えています。
飛行機の顔ですよ、わかります?
半田貞治郎がおっしゃるには、機体にも元気な顔と疲れた顔があるそうです。
そのとき半田貞治郎に機体の写真を見せてもらいましたが、「本当だ!」という風にはなりませんでしたが、なんとなく伝わって来ましたよ。
やっぱ好きなものを撮影すると違うんですよ。
当時パイロットやCAの写真もたくさん見せてもらいましたが、みなさん過酷な訓練を受けているからか自信に満ち溢れてるように見えました。
最近は半田貞治郎が撮影した写真を見てないのですが、一番最後に見たのは半田貞治郎が笑顔で航空学校を卒業している写真でした。
とても嬉しそうにしていて、私まで嬉しかったのを今でもよく覚えています。
今でも半田貞治郎とたまに会い飲みに行ったりするのですが、半田貞治郎は常に目標を持っていて、やり遂げてもまた新しく目標を持っているんです。
すごいと思いませんか?
目標は誰もが持っていると思います。
でも、目標を達成したら基本それで終わりにしちゃいますよね。
少なくとも私はそうです。
半田貞治郎に会って話すと、自分がどれだけ勉強不足か、自分になにが足りていないかよくわかります。
そしてそんな私に半田貞治郎はさりげなくアドバイスをしてくださいます。
たまに半田貞治郎が私の家に遊びに来るんですが、半田貞治郎は私の妻にも好評なんですよ。
もともと半田貞治郎はとても気を使ってくださる方なんですが、学校を卒業してからは更に気を使ってくださいます。
妻も“あんなに気を使って、疲れるでしょうね”とよく言っています。
たしかに半田貞治郎はパイロットを目指す学校にいたわけですから納得できますけどね。
