青森県民なら知ってるであろう、ぺこぱ松陰寺さんの「時を戻そう」の津軽弁バージョン(M-1番宣看板?のアレ)です。そこから拝借しました。


 前々回のエントリーで記した「久っさしぶり」ついでに、いつ以来でしょうか、確か去年はたった一回しかやってない自炊か料理か(と言えるほどのもんでもない、段取りやら腕前やら、学校の家庭科の授業の「調理実習」レベルでしかない上、その頃ハマってよく観てた『男子ごはん』にならって「男子ごはんごっこ」としてますが)やりました。

 オチを先に言ってしまえば「ただ肉を焼いただけ、味付けは市販の焼肉のタレ」ですが、まぁ「久しぶり」ならこんなもんです。これを肩慣らしのようにまた「調理実習」「男子ごはんごっこ」やる気が出てくれればイイな、冷蔵庫の買い替えにあたって冷凍庫のお掃除にもなればという淡い期待も込めつつ。


 まず一品目。


チキン「ソテー」か「ステーキ」か、どっちにしろ早い話が鶏もも肉を皮目がパリパリになるように焼いて、仕上げは


青森県民なら知らぬ者はいない、青森が生んだ万能調味料は上北農産加工略してKNKのスタミナ源たれ、塩焼のたれです。


そこに柚子胡椒も添えて。

 ちょいとタレがサービス良すぎたか、これだけでビール・チューハイ・ハイボールなら500ml缶1本は余裕で空けてしまえるだけのしょっぱさ。

 いえ、良いんです。酒の量はともかくとして(いや、ともかくできない状況なのは医者に言われたケド)、低血圧ですから少しでもしょっぱいもの食べて血圧を上げていこう。


 あ。ちなみにスタミナ源たれの塩焼のたれがお手元に無くても、焼く前にただ普通のそんじょそこらのスーパーで買えるような塩ふって焼いて柚子胡椒でも充分ウマイです(お手本としたのはこちら)。初めて作ってみた時、「え? こんな簡単でこんなウマくてイイのか!?」なんてビックリしたくらいには。


 続いてもう一品、


「豚丼」と言うか「豚コマ丼」ですね。「生姜焼き丼」と悩みましたがせっかく以前の里帰りで買ったコイツが未だ出番なしでいましたのでやっとこさデビューとばかりに使いました。


同じくKNKのスタミナ源たれ、「沢田ファーム にんにく大渋滞たれ」です。

 話によると田子町あたりか、青森の中でも地域限定販売のように聞いていたのですが青森市の、それも実家近くのユニバースで見つけたので半ば反射的に衝動買い。

 こちらは「シメのメシ」と言うより酒のツマミにしつつ飯とも楽しみつついただきました(問題点があったとすれば、豚コマが買って1年以上も冷凍庫に放置してしまっていたのですっかり冷凍焼けしてしまい、冷凍臭さが強かった事でしょうか)(その割に鶏もも肉も同じくらい放置してたのにそんな冷凍焼け・冷凍臭さを感じなかったのは元々が冷凍の状態で売られていたからか)(ちなみに業務スーパーのブラジル産鶏もも肉2kg入りです)。


 そもそも僕が「自炊」だの「料理」に興味を持って「調理実習」「男子ごはんごっこ」とか言って始めてレパートリーとしてきたもの、どれも「酒にも白飯にも合うもの」をセレクトしてやってきました。事実、郷里(くに)のかーちゃんに初めて教わったのも「きんぴらごぼう」に「肉じゃが」、僕にとって「おふくろの味」と言われたら真っ先に浮かんだ二品です。

 そんな事やってる中で前述『男子ごはん』キッカケに存じ上げた栗原心平さんが、ただでさえ同い年で勝手に親近感を覚えたところに加えて“おいしい酒肴は白飯にも合う”というレシピ本を出されてさらに拍車がかかりました(しかも僕より青森に訪れてる回数、市町村が多い!)。


 冒頭の通り、しばらく「調理実習」「男子ごはんごっこ」からは遠ざかっていましたが、これを機にまた少しずつでも感覚戻してその気になれれば、外メシや惣菜コーナー飲みと上手くバランス取っていけるのが理想なのかな。


 ごちそうさまでした。



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