とろろなんて

とろろはずるい。あいつはネバネバ代表枠入りしているが、芋ということを忘れてはいけない。
僕らの大スタンダード芋は、やっぱじゃがいも、そしてサツマイモとなるだろう。
そしてネバってるけど煮っころがしに里芋、お醤油とかつおぶしで、そのまま食べて美味い長芋。
とろろは山芋。長芋も山芋の仲間だけど、粘り気が足りねえってことで、芋の原型をとどめたまま、生涯を全うすることになっている。
とろろはもはや芋の原型をとどめることなく、芋という主張を捨て、すりおろされているくせに、特別感がすごい。
そばにとろろ
生卵ととろろ
麦飯にとろろ
普段、存在が当たり前になってしまった彼らに、あいつがプラスオンされるだけで、ちょっと高級感、贅沢感がアップする!芋なのに!!
確かに僕も賄いでとろろごはんが食べまくれるというだけで牛タン屋でバイトしていた若かりし頃がありますよ。そう、おれはビンボーな頃、このすられた芋につられてバイトを決めてしまったということだ( ^ω^ )
そんな中、僕は最もかわいそうな芋がなんなのか、気づいてしまった。
それは、蒟蒻芋。。。
内陸の観光地、例えば温泉街とか、避暑地にあたるところに行くとあるごはんやを想像してみると。。。だいたい、そばからはじまる和食がメインとなり、ごくたまにパスタ&カレーみたいな、ライトな洋食屋があったりして、なぜか寿司屋があったりするけどまぁそこはおいといて、、
ああいったところで食べたくなるのは、やっぱり地産地消的な考え方で、山菜や川魚、イノシシや鹿や合鴨、鴨のような、山で比較的取れて、普段食べないものだとおもう。
それを踏まえて考えると、もっと蒟蒻芋からできるこんにゃくはプッシュされるべきだ!
生わさびやそばやとろろがこんなに活躍しているのに、おれはこんにゃくを推している店に巡り合ったことがない!
ということで、こんにゃく推しな人、がんばろう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆笑笑
はい、今日、とろろそば食べました