「称名寺」の後、隣接する「神奈川県立金沢文庫」に行きました。

鎌倉時代のなかごろ北条氏の一族(金沢北条氏)の北条実時が現 横浜市金沢区の邸宅内につくった文庫がはじまりで1275年頃とされているそうです。

鎌倉幕府が誕生して80年以上経っています。

「金沢文庫」の設立者、「北条実時」像。


「称名寺」の西側に「金沢文庫」があります。北条実時は鎌倉に住んでいる時、2度も集めた書を火事で消失してしまったそうです。そこでここでは住まいでもあった「称名寺」と山ひとつ隔てて「金沢文庫」を置き、火事から守ることとしたそうです。



「称名寺」と「金沢文庫」の行き来を良くするためトンネルを掘ったようです。古いトンネルは今は使われてません。




新しいトンネルが今は通ってます。

写真右側の看板のある辺りが旧トンネルです。



トンネルの先に「金沢文庫」はあります。

北条実時の書に対する愛が、歴史や文化に対する好奇心が感じられます。


「金沢文庫」のあるあたりは「文庫ヶ谷(ぶんこがやつ)」と呼ばれていたそうです。

そのまんまですね。


「金沢文庫文書の歴史」特別展を開催してました。

今もコツコツと研究が続けられてるんですね。

「金沢文庫」が歴史的な変遷があってここまできたことに奇跡を感じました。


今の「金沢文庫」は平成2年(1990年)開館。


隣接する「称名寺」に伝わる国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」約2万点や中世の歴史や文化を伝える貴重な文化財を保管してるとのこと。


入って右側の1・2階は仏像や絵画、書の展示室。

左側の2階は図書室になってます。普通の図書館と違って中世の古書?がいっぱいです。


鎌倉の切通しの地図を探して係の方に尋ねたら親身になって探してくれました。係の方はとても親切で嬉しくなりました。


争いが絶えなかった鎌倉時代。

「金沢文庫」の成り立ちは人は争うだけでなく知的な好奇心や憧れを好む面も持っている事を証明してくれる歴史的な証拠だと感じます。

だから「北条実時」という人にとてつもなく魅力を感じます。


「金沢文庫」を出た後、「称名寺」に戻り御朱印を頂きました。金堂の隣りの社務所で頂きました。御朱印の表示が出てないのでわかりづらいです。


大好きな「北条実時」を身近に感じることが出来て、満足の一日でした。