皆様、こんにちは。
広島県三原市を拠点とする保険代理店で、企業様向けに各種ソリューションサービスを提供しております、株式会社Tグループと申します。
この「健康経営一直線!Tグループ(2022年ブライト500認定)の健康経営サポートブログ」のテーマは、タイトルの通り、弊社が取り組んできた「健康経営」と、健康経営に関する情報発信です。
まだ健康経営について知らない企業の方には、これから健康経営に興味関心を持っていただくきっかけに。
また現在、取得を検討しておられる企業の方にとっては、ヒントやモチベーションアップを感じていただけるような記事を投稿し、健康経営に取り組みながら実績を上げる企業が1社でも増えることを心から願っています。
参考にしていただければ幸いです。
今回の問いも、前回に引き続き、3章の中から「メンタルヘルス不調の予防や不調者への復職支援、就業と治療の両立支援として、どのような取り組みを行っていますか。」です。
設問
★Q25.メンタルヘルス不調の予防や不調者への復職支援、就業と治療の両立支援として、どのような取り組みを行っていますか。(いくつでも)
◆メンタルヘルス不調に特化しない私病等への対応は除きます。Q18でお答えください。
1メンタルヘルスについての相談窓口の設置および周知を行っている
2ハラスメント相談窓口・内部通報窓口の設置および周知を行っている
3ウェアラブルデバイスにより従業員自身のセルフチェック等を支援している
4従業員にとって安心かつ快適な職場環境の整備について管理職を評価・教育する仕組みが
ある(部下による360度評価制度等)
5メンタルヘルスについての外部相談窓口の活用および周知を行っている
6従業員に対する定期的な面談・声かけを行っている
7不調者に対して外部EAP(従業員支援プログラム)機関等と連携した復職サポート体制を構築している
8不調者に対してリワークプログラム(認知行動療法等)の(社外での)提供を行っている
9特に行っていない ⇒不適合
弊社の答え
1メンタルヘルスについての相談窓口の設置および周知を行っている
2ハラスメント相談窓口・内部通報窓口の設置および周知を行っている
5メンタルヘルスについての外部相談窓口の活用および周知を行っている
6従業員に対する定期的な面談・声かけを行っている
では解説していきます。
まず「1メンタルヘルスについての相談窓口の設置および周知を行っている」について。社内の相談窓口は、健康経営推進責任者の私・井原が担当しています。私は、生命保険の代理店の立場から、メンタルヘルスを含めてさまざまな学習を進めています。その成果は、全社員に向けて回覧やセミナーで共有しています。相談窓口利用の呼びかけについては、定期会議などで定期的な声かけを行っています。
次に「2ハラスメント相談窓口・内部通報窓口の設置および周知を行っている」について。この窓口も、私・井原が担当しています。これに関しても、保険会社である東京海上日動が推奨するさまざまな学習サイトがあり、会議などで年1回はテーマとして全員で学習し、認識を深めています。気になることがあれば気軽に相談してもらうよう、定期会議などで定期的に声かけを行っています。
続いて「5メンタルヘルスについての外部相談窓口の活用および周知を行っている」について。何度か出てきております弊社の提携産業カウンセラー、社外保健室 株式会社三十八花堂さんに相談窓口をお願いしております。また定期的な会議の際には必ず全社員に「産業カウンセラーとの定期相談のタイミング以外でも、気になることがあればその都度相談できるので遠慮なく私まで教えてください」と伝えています。なお相談料は全額会社負担としております。社員からは「突然の不調が起こっても、産業カウンセラーへの相談窓口があるというのは大きな安心感につながり、ありがたい」との声を聞いています。
最後に「従業員に対する定期的な面談・声かけを行っている」について。月1回の定期的な会議の他、年2回の個人面談で「些細な事でも良いので、気になることがあれば遠慮なく相談してほしい」と声かけを行っています。
メンタルヘルス不調にしても、ハラスメントの問題にしても、全社員に「どんな小さい事でも良いので、ちょっとでも気になることがあれば、すぐに相談して欲しい」と伝えています。問題が大きくなって大爆発して後戻りできなくなる前に、社員と一緒に解決策を考えていくことが大切だと感じています。
しかしメンタルヘルス問題もハラスメントも、本人が言葉にしてこちらに伝えてくれない限り、分からないまま悪化していく可能性があるもの。でも正直なところ、小さなことでもなかなか声を上げにくいのが社員さんの立場だと思います。どんなことでも気軽に相談してもらえるよう、普段からコミュニケーションをしっかり取って「相談できる仲間だ」と思ってもらえる信頼関係を構築しておくことが何より必要だと再確認しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は、次の設問「感染症(インフルエンザ、麻しん・風しん等)対策としてどのような取り組みを行っていますか。」について解説していきます。
健康経営に興味のある広島県東部の企業さまへ。
認定取得や取り組みの方法などについて疑問があれば、ぜひお気軽にご相談くださいませ。弊社の経験から、アドバイスさせていただきます。

