皆様、こんにちは。

 

広島県三原市を拠点とする保険代理店で、企業様向けに各種ソリューションサービスを提供しております、株式会社Tグループと申します。

 

この「健康経営一直線!Tグループ(2022年ブライト500認定)の健康経営サポートブログ」のテーマは、タイトルの通り、弊社が取り組んできた「健康経営」と、健康経営に関する情報発信です。

 

まだ健康経営について知らない企業の方には、これから健康経営に興味関心を持っていただくきっかけに。

 

また現在、取得を検討しておられる企業の方にとっては、ヒントやモチベーションアップを感じていただけるような記事を投稿し、健康経営に取り組みながら実績を上げる企業が1社でも増えることを心から願っています。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

今回の問いも、前回に引き続き、3章の中から「運動機会の増進に向けた取り組み 運動機会の増進に向けた普及啓発等の具体的な支援として、どのような取り組みを行っていますか。」です。

 

設問

★Q22.運動機会の増進に向けた普及啓発等の具体的な支援として、どのような取り組みを行っていますか。(いくつでも)

◆研修や情報提供(ポスター掲示等)は除きます。

1職場外のスポーツクラブ等との提携・利用補助を行っている

2職場内に運動器具やジム、運動室等を設置している

3運動奨励活動(歩数計の配布、歩行や階段使用の奨励、表彰等)や、運動促進のためのツールの提供(アプリ、動画配信等)を行っている

4個別の状況やニーズに適した運動指導(運動メニューの作成等)を行っている

5スポーツイベントの開催・参加補助を行っている

6心身の健康増進を目的とした旅行(ヘルスツーリズム)を開催し、運動の習慣付けの指導を行っている

7職場において集団で運動を行う時間を設けている(例:ラジオ体操、ストレッチ、ヨガ等)

8官公庁・自治体等の職域の健康増進プロジェクトへ参加している(例:スポーツ庁「FUN+WALK PROJECT」等)

9スポーツ庁「スポーツエールカンパニー」の認定を取得している

10立ち会議スペースや昇降式デスク等、通常の勤務を通して運動量が向上するオフィス設備を設置している

11運動習慣定着のため、徒歩通勤や自転車通勤のための支援や働きかけを行っている

12運動機会の増進を目的とした同好会・サークル等の設置・金銭支援や場所の提供を行っている

13特に行っていない ⇒不適合

 

弊社の答え

1職場外のスポーツクラブ等との提携・利用補助を行っている

2職場内に運動器具やジム、運動室等を設置している

3運動奨励活動(歩数計の配布、歩行や階段使用の奨励、表彰等)や、運動促進のためのツールの提供(アプリ、動画配信等)を行っている

7職場において集団で運動を行う時間を設けている(例:ラジオ体操、ストレッチ、ヨガ等)

 

では解説していきます。

 

「1職場外のスポーツクラブ等との提携・利用補助を行っている」について。

弊社は、年中無休、24時間オープンの「マッスルフレンドジム」さま(三原市)と法人契約しています。

 

 

個人の契約だと1人で年額5万円ですが、法人契約のため5人で年額10万円の負担で済みます。つまり1人2万円の社員負担(3万円OFF)で利用できます。これは弊社の提携専属代理店にも適用しています。また弊社の三原市外在住社員は月1,000円を会社が負担する、という規定としています。

なお最も利用している社員は毎週2回、最も利用していない社員で2〜3ヶ月に1回、利用しています。よく利用する社員からは「会社帰りに寄りやすい」「最新機種が揃い、機器が充実している」「年額負担が軽くなり、ありがたい」と喜ばれています。

 

 

「2職場内に運動器具やジム、運動室等を設置している」について。

事務所5階に約8帖の運動室を設備しています。中にはぶらさがり健康器、バランスボール、そして鉄アレイを常備しています。いずれも社員が自宅の不要品を持ち寄っており、大きなコストはかけていません。

最も利用されているのはぶら下がり健康器。「昼休憩の時、必ず目にするので、利用しやすい」「5階は会議室も兼ねているため、定期的な会議が始まる前や後に利用しやすい」との理由から、結構な頻度で利用されています。

バランスボールはあまり利用されていませんが、運動室での利用をきっかけに、女性社員が職場で仕事中、週1回程度利用するようになり、運動機会の提供に一役買ったと言えるでしょう。

鉄アレイは種類が少ないということもあり、今のところ人気はありません…。

なお、今後は卓球台とエアロバイクを導入予定です。

 

 

「3運動奨励活動(歩数計の配布、歩行や階段使用の奨励、表彰等)や、運動促進のためのツールの提供(アプリ、動画配信等)を行っている」について。

健康管理アプリ「FiNC(フィンク)」の活用を推進しています。

40代以上の社員はすぐにダウンロードし、1日の歩数チェックなどに活用を始めました。中でも一番活用しているのは代表で、自ら率先して、毎日アプリを開いて健康管理に役立てているようです。歩数記録はスマホを持ち歩くだけでカウントされます。歩数は日、週、月で累計表示される他、消費カロリーが自動計算されます。

ユニークなのは、1日に歩いた歩数に応じてポイントが貯まっていく点。貯まったポイントでショッピングでき、「健康づくり」と「お買い物」を融合させた、素晴らしいアイデアだと感じています。

さらなる社内での浸透と活用が今後の課題と言えます。

 

「7職場において集団で運動を行う時間を設けている(例:ラジオ体操、ストレッチ、ヨガ等)について。」

ラジオ体操のCDを購入しており、いつでも実施できるようにしています。

 

 

基本的には毎日、朝10時と午後3時に、担当者がスタートボタンを押して始め、手の空いている社員を中心にラジオ体操を行っています。手軽なことが功を奏したのか「体がほぐれて気持ちいいので続けたい」との感想も上がっています。

 

製造業ですと、事故防止を目的として始業時に体の筋肉をほぐすラジオ体操が日課、というケースも多いかと思います。しかし弊社のように営業やオフィスワークが中心の職場なら、どうしても運動不足になりがちです。敷居を低くしながら、あの手この手で少しでも体を動かす時間をつくることが大切だと感じますし、社員も楽しみながら参加できる、そういった取り組みが重要だと再認識しています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、次の設問「女性特有の健康関連課題に対応する環境の整備や、従業員が女性特有の健康関連課題に関する知識を得るためにどのような取り組みを行っていますか。」について解説していきます。

 

健康経営に興味のある広島県東部の企業さまへ。

 

認定取得や取り組みの方法などについて疑問があれば、ぜひお気軽にご相談くださいませ。弊社の経験から、アドバイスさせていただきます。