皆様、こんにちは。
広島県三原市を拠点とする保険代理店で、企業様向けに各種ソリューションサービスを提供しております、株式会社Tグループと申します。
この「健康経営一直線!Tグループ(2022年ブライト500認定)の健康経営サポートブログ」のテーマは、タイトルの通り、弊社が取り組んできた「健康経営」と、健康経営に関する情報発信です。
まだ健康経営について知らない企業の方には、これから健康経営に興味関心を持っていただくきっかけに。
また現在、取得を検討しておられる企業の方にとっては、ヒントやモチベーションアップを感じていただけるような記事を投稿し、健康経営に取り組みながら実績を上げる企業が1社でも増えることを心から願っています。
参考にしていただければ幸いです。
今回も、健康経営を推進するための、組織体制に関しての設問。連携している外部の専門家について問われます。これも選択式です。
設問
(Q8各事業場に健康づくり担当者を設置していますか。で「1全ての事業場に健康づくり担当者を設置している」とお答えの場合)健康経営を進めるにあたり、連携している外部の専門家はいますか。(いくつでも)
1地域産業保健センター
2社会保険労務士
3健康経営アドバイザー
4健康経営エキスパートアドバイザー
5中小企業診断士
6健康経営サービス事業者
7自治体の健康づくり担当者
8医療機関
9その他
10連携している外部の専門家はいない
弊社の答え
9その他
「産業カウンセラー」
産業カウンセラーとは、一般社団法人日本産業カウンセラー協会(https://www.counselor.or.jp/)が認定する民間資格の保持者です。活動領域は「メンタルヘルス対策への援助」「人間関係開発への援助」「キャリア開発への援助」となっています。
弊社と産業カウンセラーさんとの提携は、協会けんぽが実施する無料セミナーがきっかけでした。
その無料セミナーのひとつだった、産業カウンセラーが講師の「メンタルヘルスケアセミナー」を2021年9月に実施。全社員を集めて、睡眠やメンタル、栄養などをテーマに、講義していただいたところ、社員には大好評でした。そこで、この講義をきっかけに、提携をお願いしました。
次に産業カウンセラーと社員1人1人の個別面談を行いました。もちろん有料で、全額会社が負担しています。健康に関することだけでなく、家族に関することなど、さまざまな悩み相談をすることで、気持ちがスッキリでき、パフォーマンスも高まるようです。
その後も産業カウンセラーによるストレスチェックを定期的に実施しています。
現在は定期的に、半年ごとの個別面談、全体セミナー開催、そして、私とは、2~3か月ごとに個別打合せを行っています。
さらには、健康診断や、個別面談などで気がかりがある社員に対して、特別に、産業カウンセラーとの3回にわたるセッションをZOOMで受けてもらうようにしています(もちろん、会社が全額負担いたします)。このことにより、さらに深くストレス改善が出来ているようです。やはり第三者の専門家と話しをする場は、非常に大切だと感じています。
提携産業カウンセラー:三十八花堂さま
ではここで、あまり聞きなれないかもしれない以下の3つについて少しだけ解説を。
1地域産業保健センター
産業医の選任義務のない労働者数50人未満の事業所の事業者や労働者を対象に、労働安全衛生法で定められた保健指導等の産業保健サービスを、労働者健康福祉機構から委託を受け無料で提供する公共事業です。
この近隣だと、三原市地域産業保健センター(三原市医師会病院内)、尾道地域産業保健センター(尾道市医師会館内1F)、福山地域産業保健センター(福山市医師会館内)が開設されています。
3健康経営アドバイザー
健康経営アドバイザーとは、健康経営の必要性を伝え、実施へのきっかけを作る人材を育成するための研修プログラムを受講し、認定される資格。2016年に創設され、経済産業省から委託を受けた東京商工会議所が希望向けにe-learning研修を実施しています。当初は東京都内の希望者のみが対象でしたが、今はその制限がなくなり、全国に広がっています。認定年月日より2年間有効で、更新には研修の再受講が必要となっています。
https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/03/
4健康経営エキスパートアドバイザー
健康経営アドバイザーよりも実践的な上位資格。健康経営に取り組む上での課題を抽出・整理した上で、その課題解決に必要な取り組みを企業等に提案するとともに、その実践を具体的にサポートします。東京商工会議所が研修プログラムを提供しています。
https://www.tokyo-cci.or.jp/kenkokeiei-club/04/
健康経営を第三者的な立場からサポートしてくれる外部の専門家については、ぜひ地元の協会けんぽさんなどに相談をしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は、設問「加入している保険者に対して、40歳以上の従業員の健康診断のデータを提供していますか。」について解説していきます。
健康経営に興味のある広島県東部の企業さまへ。
認定取得や取り組みの方法などについて疑問があれば、ぜひお気軽にご相談くださいませ。弊社の経験から、アドバイスさせていただきます。
