キレのある指揮。
拍感が伝わってくる指揮。
・・・・
確かに、はきはきとした動きの指揮は見ていて気持ちが良いです。
実際、演奏もやりやすい気がします。
指揮者らしさが出ます。
威風堂々。先導者という雰囲気でしょうか。
合奏の指揮なぞ、
見る機会はあっても振る機会は・・・まぁ、ありませんね。
振ったことのない身としましては、
とりあえず見た目で「指揮者らしさ」を求めるしかないわけです。
何か違和感を感じる・・・
プロのようなかっこよさには何かが欠けている・・・
ということは奏者として見ているとわかるのですが、
「何が」原因で「らしさ」が出ていないのかは意外とわからないのですよ。
合奏中に、
奏者の分際で 指揮者に
あーだこーだ といちゃもんをつけることもあるのですが、
まぁ 指揮者にいろいろやらせてみて、
結果的に しっくりくることがあると、
何か偉大な発見でもしたような気分になります。
奏者は口しか動かしていないのですけれどもねー。
指揮者を見るのは演奏者の私たちですから。
・・・というのは内輪だけでしか通用しないかもしれませんが。
指揮者もいろいろ苦労の多い役職・・・なのかもしれませんね。
言葉でコミュニケーションをとっているところを
ギターを鳴らすときに言葉は邪魔なので、
腕(体)と指揮棒でコミュニケーションをとる
といったところでしょうか。
要は、
分かりゃいい。
伝われば何でもいい。
なのですけれどねー。
それがねー。
と。
ふなこし