仏教(大愚元勝和尚 内弟子一期生)✖️剣道(5段)✖️農業公園(一兵卒)
のブログです。ご覧になっていただきありがとうございます。
今日は入山(僧が修行のために寺にはいること)直前について書きたいと思います。
日記をつけていたので、それをほぼ原文を掲載します。
(日記には続きもあって入山後にお寺でしたことも書いてあるのですが、
ここでは入山直前についてのみとさせていただきます。)
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2020年6月1日
11:00頃には春日井駅について、福厳寺には12:57春日井駅発のバスに乗っていく。
娑婆での最後の昼ご飯にラーメンを食べようかと思ったが、時間が余ると思い喫茶店に入る。
喫茶店でタバコを吸う。その自分の弱さに嫌気が差しつつ、これからは吸えないのだからと
自分をなぐさめる。
ピラフとアイスコーヒーを注文。内弟子の同期となる人も同じバスに乗るかもと、
見渡すが頭を丸めている人は見当たらない。
あるいは喫茶店にいる女性のお客さんもこれから福厳寺に行くのかもしれない。
バスで30分程の城下4丁目バス停から歩く。集合の15:00までにはまだまだ時間がある。
福厳寺のお墓にある金色の像にご挨拶をして、LAWSONに向かう。
途中、田んぼの水を意味もなく触る。
不安な気持ちが渦巻く中で、自分にはもはや選択肢はないのだというあきらめがある。
自分の成長、変化への期待。
不安をかき消す様にLAWSONの裏の駐車場でストレッチをする。
14:30。歩いて10分ほどのFamilymartに移動する。
ツナおにぎりとビックフランクとオロナミンCを買う。最後の娑婆の食べ物だ。
14:45に福厳寺に到着。
妻に電話をする。日頃は気丈な彼女が少し涙ぐんでいるのがわかる。
修行に行くという自分の決断が正しかったのかわからなくなる。
それでももう後戻りはできない。必ず成長して帰ると思い直す。
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