ブログにお越しいただいた皆様、こんにちは!

中小企業診断士集団『t-Funk Consulting』

『n』担当の仲光和之です。

 

本日は前回に引き続き、ロジカルシンキングって難しい(中編)と題しまして、

お話していきたいと思います。

 

前回の私の記事では初級編ということで、具体的な話はさておき、

ロジカルシンキングは難しくない!ということをお伝えしました。

 

今回は少し掘り下げて、「フレームワーク」というものについてお話します。

 

「切り口」とも呼んだりする「フレームワーク」、皆さんはどのように理解されていますか?

 

グロービス経営大学院HPの用語集には、

 

「フレームワークを理解し、考えるチェックリストとして利用できれば、

大きな視点を見失わず、見落としを防ぎながら、効率よく分析や解決策の立案を行える」

 

と書かれています。

 

ですが実際は、

 

「色々種類があってとてもじゃないけど覚えきれない」

「せっかく覚えてもどういうタイミングで使えばいいかわからない」

「そもそもそんなの役に立たない!」

 

こういった声を耳にします。

 

確かに環境分析やマーケティングなどの専門領域になってくると、

フレームワークとして使われる単語も専門的になり、かなりとっつきにくいと思います。

 

ただフレームワークというのは、MECE(ミーシー)に物事を整理したり発想するための

ツールです。

 

※MECE:「モレなくダブりなく」という意味。

Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの頭文字

 

やたらと小難しいフレームワークを一生懸命暗記するのではなく、

「いかにMECEに考えるか」というコツをつかむことが重要です。

 

一番わかりやすい例は、2軸で大きく整理する、表と裏のような考え方です。

 

・ハード/ソフト

・個人/法人

・自分/他人

・変動費/固定費

 

全体をぼんやり考えるよりも、大きく2つに、MECEに分けることにより

何かを発想するにしても考えやすく、集まった意見を整理するのにも

やりやすくはないでしょうか。

 

例えば上の例の、変動費/固定費については、

コストを下げる方法を考えるシチュエーションにおいて、

ぼんやりと費用全体のことを考えるよりも

「まずは変動費部分について考えよう」とした方が議論の焦点も明確になりますし、

集まった意見を変動費/固定費に分けて整理することで、

より分かりやすいものになります。

 

ただ単にフレームワークを覚えるのではなく、

まずはMECEに考えるコツを知ることが重要です。

 

 

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