こんにちは、元公認会計士の福島です。

新年に今年の目標を立てた方も多いと思いますが、
それを実行に移す際は、出来るだけ日々の目標に落とし込む事をお勧めします。

例えば、私は今年英語習得という目標と共に、
それを達成する目安として1000時間という目標を掲げました。

ただ、「今年」だったり「1000時間」というのは少し遠い長めの目標となります。
抱負として語る上ではこれでよいと思っていますが、
実際に実行に移す際は「1日3時間」と、上で立てた目標を細切れにした1日の目標を立てています。

というのも、
人はある目標に対して時間があればあるほど
その時間を使い切る余裕を持った行動を取りやすいからです。

例えば今年1000時間学習するとした場合、
ラスト100日で1日10時間勉強しても達成出来る計算になります。
しかし、これだと1日に占める勉強時間が長すぎて達成確率は下がり、
何より1日3時間と1日10時間では集中力などその中身の質は下がります。

しかし、何も意識しないと人は目標達成を期限ギリギリまで先延ばしします。

これをパーキンソンの法則と言います。
*仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する


当該法則は何も個人の目標達成の話だけでなく、
大企業病と呼ばれる大きな企業が衰退していく際の要因としても有名です。


インターネットが台頭し「個人の時代」と言われて10年以上経ちますが、
個人の場合管理者とプレーヤーがイコールなので、
無駄な時間を極力省く事が可能です。

すなわち、パーキンソンの法則がある事を理解して、
これを防ぐための施策を講じやすいという事です。


個人の最大の利点はここにあるとすら個人的には考えているので、
是非、目標達成のための行動を起こす際には、
1年や1ヶ月の目標ではなく1日単位の目標を立てる事をお勧めします。