光が近づいてくると、

あなたは闇へと急ぐ。

 

真理の前で縮み上がり、

あるときは、些細な形の恐れの中へ、

 

またあるときは、正真正銘の恐怖の中へと逃げ込む。

 

それでもあなたは前進するだろう。

なぜなら、あなたのゴールは、

恐れから真理に向かって前進することだからである。

中央アート出版/奇跡講座 テキスト T-18.III.2.1:2

 

 

 

 

 

 

 

岩で出来た人形が

 

光の方へ一歩 踏み出すと

 

 

岩が 打ち砕かれ

 

ガラガラと

 

大きな音をたて 砕け散る。

 

 

その衝撃、その痛み、

 

それそのものが幻であり

 

障壁が一つ消え去っていくだけの事

 

 

歩めば歩むほど

 

岩の保護は脆く

 

内にある皮膚が剥き出しになり

 

衝撃はより大きくなってゆく

 

 

 

そんな風に感じても

 

歩むのを止めようとは思わない

 

岩で出来た人形のままで生きようとはもう

 

 

 

 

 

 

何度でも

 

なんにもわからない

 

なんにもできない

 

振り出しに戻って

 

 

 

星を見上げて

 

ぽかんと くちをあけて

 

無邪気に一心に ただ

 

祈ろう

 

 

 

なんにもわからない

 

なんにもできない

 

それでもまだ

 

「まだできる」そう言いたがる私ごと

 

「恐ろしい、信じきれない」そう言いたがる私ごと

 

光の中へ飛び込んでしまおう

 

 

 

 

それは

 

本当に本当に幸いで

 

深く静かに

ひろがる感謝。

きっと

岩のままでは何度産まれても知り得ない、

大きく広がる 感謝の波だ。



 

 

 

だから、私たちは速やかに、

光の瞬間の中でつながろう。

それだけで、あなたがゴールは光だと思い出すのに充分である。

 

あなたが真理に呼びかけたので、

それはあなたに会うために大急ぎでやってきた。

もしあなたが、自分の選んだこの道で、

誰があなたの傍らを歩むのかを知っていたなら、

恐れは不可能となるだろう。

中央アート出版/奇跡講座 テキスト T-18.III.2.5-3.1:2