富士山の南側、駿河湾とに挟まれた地域は岳南と呼ばれ富士山からの湧き水が随所から流れてくる風光明媚な土地です。また、かぐや姫伝説の発祥の地でもあり、竹取塚という名所などもあります。
しかしながら、その水を利用でき、海運の利便性も高いがために、製紙、自動車、機械、食品、化学の一大工業地域でもあります。
「富士と言えば紙」
そのようにご存知の方も少なくないでしょう。30年40年前には公害も発生しており、現在は改善されているとは言うものの外の地域から来た方は独特の臭いに気付くでしょう。
人間社会の利便性の上昇と自然環境の悪化を一手に担う…これがこの地域の実態です。


田子の浦とは、駿河湾に面する富士市沿岸地域全体を指します。古の万葉集において山部赤人が詠んだ有名な句があります。
田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける
和歌は風流ですね。