ジョジョ第7部『スティール・ボール・ラン』24巻。ついに長きに渡ったレースが終了となりました。
ネタばれになりそうですから、これから読むのを楽しみにしてる方は、退却してください。
物事には始まりと終わりがあるわけですが…
この第7部。ジャイロの鉄球の技術、つまり黄金長方形の回転。それと聖なる遺体。二つの大きな要素が絡み合った展開をしてきたため、話が難しく感じました。
荒木先生は、結局聖なる遺体は『清らかなるもの』の象徴として描いたと言っています。扉絵コメントで。
とても感性的ですね。
黄金長方形も、黄金律と言われる、人が美しいと感じる(感じやすい)長さの比率から来ています。ギザのピラミッド、パリの凱旋門、ミロのヴィーナス、モナリザなどなど、世に残る至高の作品は黄金律で構成されています。計算されたものもあるでしょうが、美しさを求めれば自然に到達する極みなのだと私は理解しています。
第7部結末。邪悪な者が敗北し、正しい者が勝ったというような印象は受けませんでした。これまでのジョジョとは大きく異なります。
なんというか、自然というか運命の為すがままに時が流れ、皆が懸命に戦ったが、なるようになった…うまく言えませんが、起こった事実を荒木先生が切り取ったかのようにリアルな物語だと感じました。
心惹かれるということです。
ジャイロとジョニィ。長い旅を続けた二人の友情こそが、私にとって『清らかなるもの』でした。
ドロっとしたイタリアンコーヒーを飲みたい。ジャイロ・ツェペリに心から敬意と哀悼を表します。
レラ♪レラ♪モッツァレラ♪