おはようございます。
ビジネスペン字講師の谷口栄豊です。
硬筆書写検定の準1級以上を目指す方は、
必ず「草書」が書けなければいけません。
しかし、新たに草書を覚えるのは大変で大きな壁なので、
ほとんどの方は準1級には挑戦しない･･･
正直、草書を覚えても日常の仕事などで役立つこともないので、
私は興味のない方に無理には勧めてはいませんが、
毎回何名かは興味を持って、準１級に挑戦されています。
確かに「草書」は高い壁ですが、
私なりの覚え方や書き方のコツというのがあります。
まずは草書の基本となる“理論や技術”を身につける！
それだけでも、かなり今後に役立つと思いますよ。
オンラインレッスンを受講している東京在住の男性生徒さん。
２級に合格した後、先日より準１級に挑戦するため「草書」のレッスンを始めました。
草書の初心者は、独学でテキストなどのお手本を見て
何となく書いても、あまり上達はしない！
草書の書き方についての“理論”と、
ペンの動かし方・スピード・リズム・抑揚等の“技術”etc.
それらを
実際のペンの動きを見ながら学ばないと、草書の感覚を掴むのは難しいと、私は思っています。
ペン字のオンラインレッスンでは
PC画面にペンの動きをドアップで見せながら説明し、
生徒さんにも何度も書いて頂き、その感覚を掴んでいくことを心掛けています。
草書は漢字ではあるものの、
“ひらがなに近い曲線”が書けなくてはいけない。
かなり高い技術を要しますよ。
慣れないうちは、手に力が入り
堅い線になったり、字が横に広がったりしがちですが、
今は何度も書いてトレーニングすることが大切！
こちらは「雪」の草書ですが、
スピードや力に「遅・速・強・弱」をつけて書くことで、
字に勢いや表情が出ます。
自己流で何となく書くのではなく、
今は正しい知識と技術を身につけることが重要！
はじめに変なクセが付くと厄介ですよ･･･
気付けばレッスン中に、
私もこんなにたくさんの字を書いていました。
レッスン後には復習・参考として、
生徒さんにメールをさせて頂いています。
まだ先は長いですが、
諦めず一緒に頑張っていきましょう！
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