ワンダー 君は太陽』の後日談だけれども、主人公はいじめた側の少年ジュリアン。彼が学校を退学して後の救済をしてこそ、という原作者の意を受けての映画化というコトだそうです。いじめられた子たちが救われていく中で、いじめた側は排斥されていくだけ、消費されるだけのキャラクターでは確かに救いがない。

ではそこで何を語るか、というのがナチス占領下のフランスでの祖母の少女時代の思い出を通して、人として大切なことは何なのかをジュリアンに語る作品になっています。正しいとされたものが一夜にして覆され、立場が逆転するコトを目の当たりにし耐え続けた少女の物語から溢れてくる人としての温かみを素直に描いています。