室町無頼 寛正の土一揆において名が残る蓮田兵衛を主人公にした物語。作品の最後に名前がひとつ出てくるだけ、とあることを考えると、そこから原作の垣根涼介の想像力や表現力の素晴らしさを感じる映像作品だと思います。 今この作品、といっても原作が10年近く前の作品で、未だにこの作品に込められた想いは生き続けているコトを考えると、政治を中心とした日本社会の構造や実状の変化に乏しさを考えてしまいます。苦しみ喘ぐのはいつも下級の人民ということを一揆によって訴えていた時代と違うのは、人民が心持ちだけでしょうか。