世界に対して、理想を語るならばこの作品なのだろうけれども、実際は『銀河英雄伝説』であったり『タクティクスオウガ』であったりと、泥臭い現実を見逃してはいけないな、と思う。この作品のように偶然が上手く回りだしたところに、誰も傷つかない誰も手を汚さない変革などはないというのは、歴史が証明しているところだけれど、それでも理想がなければ何も始まらないワケで。

作品自体はアニメーションの表現もよく、俳優の演技も素晴らしかったです。なぜ主役が声優とカテゴリーされる方ではなく、最近の流行りの方なのか、というのはひとつに宣伝等もあるとはいえ、それでも彼らが選ばれる理由はその演技で示されているかと。