M・ナイト・シャマランが製作に入って娘のイシャナが脚本と監督で、作品の仕上がりは父の影響が強いと感じる内容です。冒頭の主人公がどういった人物であるかの掘り下げはとても上手く、物語の主題を大切にしている感じです。とはいえ、中盤以降のホラー部分は父のシャマランらしい演出、見えざる恐怖であったり超常な設定であったりと、楽しめる部分はあると思います。
しかしながら、似たような作品を見ている感覚もあり、少々物足りなさを感じるトコロもあって、これからも作品を作り続けて彼女らしさ、面白さを追究していって欲しいと思います。