イーサン・コーエンの単独初監督作品なんですね。確かに兄弟のイメージは強いですが、どちらかの作品っていうよりもやはりコーエン兄弟らしさがあるとは思います。

そもそも、ポスター自体から随分と穏やかならぬ、褒め言葉としてのヒドい匂いが漂っている作品で、割とそのまんまのコメディだったと思います。ただ、時代が現代物かと思っていたのですが、1999年という時代背景も相まって政治的な皮肉も含めたアホらしさが面白かったです。