2月の新宿プライベート・アイズは過剰なほどのファンサービスが心地好かったのに対し、フランスで作られた今作は作品に対する敬意をとても感じられたことが本当に好かったと思います。自分が好きなものが世界でも愛されていて、連載が終わった今でもそれを語り継ごうとしてくれている人がいるという、幸せを噛みしめるコトができたとでも言いましょうか。
主演・監督のフィリップ・ラショーは『世界の果てまでヒャッハー!』という作品で好感を持っていた方で、何が面白いのかというのをわかっている方だと思っていました。その上で今作は彼が好きな作品を映像化するということで、もちろん疑問や不安はありましたが、予告を観た限りでは裏切られることはないだろうと感じるところでした。もちろん、観て思ったことは最高の一言で、きっとアニメが特に好きだったのだろうなと思わせる演出、Get Wildまでの流れが完璧だと思います。