そもそも4DXでやる作品なのか、とか思う作品ではありますが、そのために上映時間に都合をつけることに苦心したわりには、とか思ってしまう感じもあります。ごくごく、個人的な感情の話ですけれども。
作品としては前作の引用を絡めて、負け犬組の少年たちが大人になって過去のトラウマと向かい合う=ペニーワイズと立ち向かうという図式でしょうか。巧妙に過去のシーンを織り交ぜながら思い出していき、ペニーワイズとの決戦に備えていくのはよく出来たシナリオだと思います。そのために上映時間が長めとなってはいるのですが、前作を見知っていても苦痛は感じない展開の良さを感じます。最後の対決は、前作でも思ったのですが、ペニーワイズ自身がどうしてもクトゥルフ神話の化け物のようで、そこが私には変なツボにハマってしまってチョット減点なところではありますが、役者の演技力の高さ、とくにジェームズ・マカヴォイやビル・ヘイダー、そしてペニーワイズのビル・スカルスガルドの良さが出ていて面白かったです。