最後まで観て、タイトルに対する想いが一層深く刻み込まれてきました。薬物依存に苦しむ当事者とその家族を生々しく描く本作は、たった1日の出来事を純に見せるコトで、そこにある問題の多くを実感する。薬物に手を出そうとする当事者、それを誘惑してくる存在、家族は必至に更生させようと形は違えど愛情を持って迎える。
とにかく主演のジュリア・ロバーツの母性愛の表出が凄いと思います。昨年公開された『ワンダー 君は太陽』でも素晴らしい演技を見せ、『プリティ・ウーマン』のときのような輝く女性からの、愛情深い母親への演技の変化は、彼女が積み上げてきた役者としてのキャリアのみならず、私生活での信条等が影響しているのでしょう。それだけ彼女はひとりの人としての素晴らしさが演技に良い方向性を与え、以前とは違った輝きを持った素晴らしい女性に成長した、ということなのだと思います。