前作が孤独と友情、そして特異な個性の尊重という、現代的な多様性を包括していこうということをテーマとして感じるところでした。その続編としての今作はネットの表と裏と変化を主軸に、いわば新しい世界への旅立ち的なことがテーマだったように感じます。

古臭いアーケードゲームの中から、存続の危機を乗り越えるためにネットという、多様性が認められ善と悪とが入り混じった世界に飛び込んだ主人公たちが感じるそれぞれの想い。前作の孤独と多様性をさらに押し広げるような世界観に、自分の中に秘めていた心のドアをノックされるように変わっていく。そしてそれを友人としてどう受け止めていくか。小学校高学年や中学生くらいの、子どもから大人へと変わっていかねばならない子らへのメッセージなのかと思います。

また、テーマとは別に、さすがはディズニーといった演出も面白く、版権の濫用とでも言いたくなるようなキャラクターの多さは特筆すべきところだと思います。チョットずつではありますが、人気のあるキャラクターたちがアチコチに配置されていて、それも洒落の効いた演出で楽しませてくれるのは、大人もしっかりと楽しめる安定感のある作りでしょう。