前作に引き続き、女性の恋愛と母娘の絆をABBAの名曲と美しい島の景色とともに描く、楽しく美しいミュージカル。原作が舞台向けのないようなので、ミュージカル映画としては音楽要素が多く、言ってしまえば本題自体は1時間もないような筋を音楽と踊りとで魅せてくる面白さが前面に押し寄せてくる感じでしょうか。
母とその友人、そして3人の父親の若い時代の話と現在の話が交錯する手法なのですが、よく見つけてきたな、と思うくらい似せてきた若い時代の彼女らの雰囲気が良かったですね。主人公のドナを中心に若さ溢れる演技と歌と踊りがあってこその現在のシーンで、それを積み重ねた結果のラストシーンが見事に盛り上がりの頂点を極めています。この脚本と演出の上手さが作品の面白さに直結している印象です。