著者のチキさんも書いているけれど、同じ問題を扱う鈴木大介さんとは違って数によるデータの収集とその分析は、物語的ではなく切実な現実を突きつけてくる。一番の原因と感じる貧困の問題、そしてそこから抜け出すことの難しさを痛感する。

考えるべきは売春の正否ではなく、何故それをすしなければならないのか。インタビューを受けた女性全てが売春行為を続けることには否定的であるにも関わらず、それを行い続けなければならないか。そこが本書のします肝だと感じる。

あくまでデータとその分析の集積なので、これはスタート。