アレクサンダー・ペインの作品はなんとも評しがたいところが今まではあったのですが、この作品は気楽というか私好みでしたね。笑いどころもわかりやすいですし、クリストフ・ヴァルツがあいかわらずの良い演技をしているのがツボでした。
新しい世界の中で自分らしさをテーマに、と思っていたのですが、最後に迫られる選択の良さがペインの本当の描きたいところだったのかな、と。人類の有り様を問う選択に深みがあってガツンと響いてくるものがありましたね。ただ、「僕は僕なんだ」という最後のセリフは私的にはピンとこないところではありましたが……