最初から主人公が昏睡状態に陥るところから始まるミステリというのも不思議な感じでした。内容は中盤あたりから「あれあれ……」と何か薄ら寒い怖さを感じる真実と結末が、映像の演出ギミックとしてとても良くできているように思いました。

物語的なところでいえば、物語の解決がトンデモな仕掛けというのがチョット悩ましいところではありますが、それまでにもファンタジーな要素を含んでいることを考えれば、受け入れられるかな、とも。

それでも最後には救いのある映像を持ってきており、そこになんだか嬉しさを感じてしまいました。私的には子どもの物語が好きで、そういうところで真実の恐ろしさから最後は厳しく辛いなぁ、と思っていたところにあの優しいシーンは泣いてしまいますね。