インドだからこそ、のアプローチとして面白味がジュワーっときました。作品でも描かれていますが、インドは多くの宗教が目に見えて混在しているものの、実際はその見た目に騙されているというか、それによって本質を見ることが出来ないでいるコトの問題を感じます。特に友人がテロの被害に遭い死んでしまうというコトを盛り込んだのは、ISのような宗教的イデオロギーによるテロ行為への批判として、とても作品としての質を大きく良いものにしていると思います。

 

とはいえ、『きっと、うまくいく』のような、ドリフというか学生のノリを楽しめるコメディの感じは相変わらずで、始まって早々の(チラシから予想はしていたものの)全裸からのチンコ隠し芸などは相変わらずの秀逸な笑いで始まり、最後までインド映画らしさを崩さないエンターテイメント性はさすが、と感じました。