極楽とんぼの加藤浩次さんが「甘酸っぱくて、キュンキュンする」と評した、そのまんまだったと思います。中高生の男女がとても好きそうで、それよりも年上の人は当時に思いを馳せる。とても透明感のあるキレイな作品です。

しかしながら、そこには見たいだけのモノを見ている、理想だけを投影したようなキレイなだけの作品とも言えると思います。作品には社会性もなく、あるのは理想郷のみであり、かつてのハリウッド作品や昨今日本で映画化される恋愛小説や少女漫画を題材にした作品、“地味な大作路線”だったとも思います。

 

新海誠の監督作品を劇場で観たのは今作が初めてで、噂に聞いていた期待に応えてくれた感じでした。映画というよりも演劇に近いキャラクター演出にRADOWIMPSの音楽が心地よく作品を楽しませてくれました。