日本のテレビを作り、ラジオを愛した永さん。彼のコトをよく知るようになったのは、ラジオのパーソナリティとして。だから、私にはテレビ嫌いで、言葉一つひとつを大切にラジオで教えてくれる、先生だと思っています。晩年は体力的なコトもあり、永さんから発せられる言葉は少なくなってきたけれども、でも出来る精一杯で丁寧に言葉を選び伝えてくれました。
テレビマンとしての永さんは時代を作ってきたけれども、それをラジオで鼻に掛けることもなく、しかしそこで築いてきた友人関係は時代を作ってきた人だからこそ。多くの人たちが永さんに倣って言葉を大切にラジオで色々と教えてくれました。

晩年、とくにここ4~5年くらいは体調がよくないこともあり、その姿を見せてくれる写真の永さんは、やせ衰え、車椅子の上で小さく見えました。それはラジオに出演する永さんに鞭打つような印象でもありました。体力的にも4時間半の生放送は大変だったと思います。でも、そこには彼を支えてくれるスタッフやゲストで来てくれる友人、そしてリスナーたちが支えてくれてもいました。
続けたいからこそ、時間を短くして番組を続け、聞きたいからこそスタッフもリスナーもそれに応えてきて、それも先月終わりを告げたところでした。なんだか、少しずつ今日の日がくる準備をしていたような感じにもなってしまいますが、これも天命だったのでしょうね。
しかし、同時間帯では永さんの冠こそ外しましたが、その意志を継いだ番組が放送されています。スタッフもリスナーも永さんの意志に従うべく、今日も放送がありました。あいにくと私は聞くことはできませんでしたが、その情報を見る限り、永さんらしい番組であったようです。

最後に、やはり先生としての永さんに感謝の意を表したいと思います。そして、そんな永さんを支え続けたご家族の方、友人、スタッフ、そして永さんが愛したラジオを愛して応援し続けたリスナーの皆様にも感謝の表し、私なりのお別れの言葉にしたいと思います。

素敵な言葉を多く学ばせていただき、ありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。