私としては『64 ロクヨン』を朝に観ていて、仕事挟んで夜にこの作品を観ているのでわたし的には「なんだかなァ」感の残る1日だったようにも思います。正義と悪とに、映画的に振り切っているような感じでしたので。

原作を稲葉事件を本人自らが綴った『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』とし、それを『凶悪』の白石和彌が監督するという、いかにも悪い人の映画だな、という第一印象です。最初はウブな主人公が正義という名の元に悪に狂っていく感じは、『凶悪』とは違ったコメディ感を含ませた仕上がりになっていまいた。
とにかく、私には綾野くんの演技が良いと感じました。もの凄く悪いヤツであることは違いないんですけれども、ガムシャラな感じが色濃く出ていて、可愛らしいという。とくに濡れ場のシーンでの演技(?)のガッツく感じとかは凄く好きですね。あの辺が最悪の人物を主人公たらしめる良さかと思います。
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