もし……





私を食べて、と豚が言ったならば……

豚は遺伝子操作をされ、人間と会話できるようになった。

その豚は自分が家畜として生まれてきたことを理解していた。

だから、成長し人間の食卓にのぼることこそが、豚の望みだった。






それを知って、豚は快適で苦痛のない食肉処理場に運ばれ、

ソーセージやベーコンとなって、食卓を飾っていた。

それを食べないことは、豚に対して失礼なことだと思えた。



100の思考実験: あなたはどこまで考えられるか/紀伊國屋書店

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もっと細かい設定などがあるので、正確さには欠ける内容ではありますが、100あるテーマの中のひとつで、原題の表題ともなったのが、こんな感じです。

ちゃんとした内容を考えたい人は、本を買ってください(笑


100のテーマを掲げ、それに対して著者が考えるヒントを与えてくれる構成です。

さすがに100もあるので、テーマが被っているようなものも見受けられますが、微妙な観る角度の違いで、考え方も少しずつ変わってくるのも面白いと思います。

哲学は答えを出すことではなく、常に考えることが大事なんだと思います。

格好つけて言うならば「哲学は言葉の迷子になること」とでも言いましょうか(笑




こんな感じのことも、たまには考えますけれども、基本的にはジョークで生きているような、ちょっとしたシロクマですので( ̄(エ) ̄)ノ

ゆるりゆるり、日常のことなども絡ませつつ、どーでもいい話をしていこうかと(笑

書いている私と、読んでいるあなたと、良い感じのヒマつぶしになれれば、と。