1802日目
稲盛和夫先生が身罷られた由。
私たちにしてみれば、たとえば澁澤栄一というのは歴史上の人、
安田善次郎とか岩崎弥太郎なども同様。
松下幸之助先生や土光敏夫先生などは私が高校生くらいで
身罷られましたから、これも似たようなもの。
その後社会人となって同じ時代に見上げた経営者たちは、
同世代であるがゆえに「俗世のアラ」も見聞しますから、
絶対的な神格化はなかなか難しいもの。
そんな中で、稲盛和夫先生は一言一句、
伝わってくる言葉に実があり、
本当に「フィロソフィーの人」であると感じていました。
令和の日本国の良心の一角であったと思います。
惜しくない命はありませんが、
稲盛和夫先生の逝去は惜しいことでありました。
稲盛和夫之霊位 追善供養仏果菩提