1796日目

 

歌舞伎座公演、17歳の染五郎がコロナ陽性となったため

55歳の猿弥が代演、歌之助・福之助もコロナ陽性のため

七之助・勘九郎が代演、いずれもよい舞台であった由。

 

格下・年若の代演を格上・年輩の役者が務めるという力量、度量に

なにしろ感心しました。

いくらベテランだ器用だ名人上手だといったところで、

急な代演を上々にこなすというのは並大抵のことではないと

想像します。

やはりプロというのはたいしたものだと思います。

 

ひるがえって、わが身はプロのひとりとして

そんな役割を上等に果たせるかどうかと考えます。

それぞれの場で胸を叩いて引き受けられる、

それが上等のプロではないでしょうか?