1689日目

 

神田神保町の三省堂書店が老朽化による立て直しのため

今日令和4年5月8日をもって一時閉店となりました。

 

通学定期が新御茶ノ水を通りましたし、高2の秋からは

麹町で英語を習っていたので神保町も九段下も

定期券の通り道になりましたから、十代の頃は

本屋といえば三省堂本店でした。

あの頃はよく本を読んだものでした。

それから三十年以上経っているのですから、

建物だって古くなっているわけです。

 

神田小川町の仮店舗で6月から営業し新店舗の完成を

待つとのことですが、書店が街からなくなるというのは

民度が下がり文化が衰退するという危機感があります。

 

突貫工事をするわけにもいきませんから工期が大幅短縮に

なることはないでしょうが、三省堂には一日も早く

本店を再開して欲しいものです。

また全国の書店さんが盛業であることを願わずにはいられません。

どんなにネット販売が隆昌したとしても、書店の店頭で

本を選び本を買い本を読むということをしなくなったら

日本国の知的水準は担保できません。

 

暮らしを傾けない程度にはもっと本代を捻出することが

マクロ的にもミクロ的にも幸せへの常道だと思います。