【副業×契約書】第3回:契約書がなくても「証拠」は残せる!
副業やスポット業務では、正式な契約書を取り交わさずに仕事を進めることも少なくありません。
でも、ご安心を。
契約書がなくても、「合意した証拠」をしっかり残しておけば、トラブル時に自分を守る武器になります。
こんな場面、危なくない?
-
チャットで「お願いします!」だけでスタート
-
報酬や納期のやりとりが電話だけ
-
修正指示が口頭でどんどん追加される
これらはすべて、「言った・言わない」の原因になりやすいパターンです。
自衛のために残すべき情報は?
-
依頼内容(成果物の形式・ボリューム)
-
納期・報酬額・支払い方法
-
著作権や成果物の利用範囲
-
修正回数・対応条件
これらをメールやチャットで「テキストベースで残す」ことが大前提です。
特に「確認のため再度まとめますね」と要点を自分から書き出して送るのが有効です。
さらに、相手の返信が「了解です」と一言でもあれば、合意の証拠として十分な力を持ちます。
契約は契約書がないと有効でないものも一部ありますが、基本的には口頭やメールのやり取りでも成立しますので。
次回は、こうしたやり取りを整理して簡易な「契約メモ」や「合意メールテンプレート」としてまとめる方法をご紹介します。