著作権トラブルは“知らなかった”では済まない

 

 副業でライターやブログ収益に挑戦する人が増えています。
 その一方で、“著作権”に対する認識不足が原因でトラブルに発展するケースも増加中です。

▷ 他人の画像や文章、気軽に使っていませんか?

 SNSやまとめサイトから「良さそうな情報」「素敵な写真」をコピーして使う。
 これ、立派な著作権侵害になり得ます。

たとえ出典を明記していても、「引用」の要件(出所明記・主従関係・改変禁止など)を満たさなければアウト。
 画像についても、「商用フリー」と書いてあっても“再配布禁止”“改変禁止”など細かい条件付きのことが多く、確認せずに使うとリスクが残ります。 

▷ クライアントとの「著作権譲渡」の明確化も大事

 クラウドワークス等で受注した記事、納品後の著作権はどこにあるかご存知ですか?
 契約で明記していなければ、法律上は著作者=あなたのままです。ただし、報酬を受け取った以上、クライアント側が「自由に使えると思っていた」として揉める例も。
 トラブル回避のためには、「著作権は譲渡します」「使用範囲は限定します」など契約書かメールで明文化しておくことが重要です。

▷ AI記事生成と著作権、これからの論点

 ChatGPTなどを使った記事作成も増えていますが、AIが書いた文章には著作権が発生しないのが原則です。
 つまり「著作権が誰にもない=誰でも勝手にコピーできる」ことにもなり得ます。

 商用ライティングにAIを使うなら、人間による加筆・創作性の証明が求められる時代になってきています。

 この辺り非常に議論が多いところになっています。

 

 もし、副業で「文章を書くこと」を収入にするなら、
その文章が“誰のものか”をきちんと管理できるかがプロと素人の分かれ道。

 気軽に始めた副業が、著作権トラブルで取り返しのつかないことにならないよう、まずは基本を押さえておきましょう。

 

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