「何かあったら、会社はたためばいいんでしょ?」 …本当にそうでしょうか?

 実は、法人を“ちゃんと終わらせる”のは簡単ではありません。

  • 株主が死亡・連絡不能で清算手続きが進まない

  • 解散登記はしたが、清算人を選任せず放置

  • 残余財産があるが口座が凍結されて使えない

など、“幽霊会社”化してしまう例も。

 

 また、一般社団法人やNPO法人は残余財産の処理に制限があるため、誰に引き継げるのか、どう清算するのかを定款で定めていないと、最悪は裁判所の管理下に置かれることもあります。

 

 法人は日本国内法の中である意味

 

「許可」

 

 

されて作られるものです。

 

 定款認証がもともと行政書士業務であったこともこの「許可」的な側面があったからではないかと思います。

 

 いまだにNPO法人を作る際には、自治体での認証を受ける必要があります。

 

 

 終活ではないですが、起業と同じくらい、「出口」を意識した設計が必要なのです。

 

 設立や事業計画作成などのご相談お受けしております。