Lawより証拠
かなり衝撃的な本でした。
当時司法試験を受けていた最後の頃です。なかなか司法試験が受からないのでどうしようと思いながら、一旦行政書士としての会議を準備していた頃に読んだのではないかと思います。
開業が2008年9月なのですが、正しくリーマンショック、直撃のタイミングでの開業でした。仕事を紹介してくれると言っていた仕事がないから、仕事を紹介してくれと言ってくるような状況になっていました。
その頃私も駆け出しですので、何かしら仕事が欲しいと言うところで、いろいろな方とお話をしている中で、探偵がいなくなったので、探偵を探して欲しいと言う相談など何が何だかわからない相談多く引き受けしていました。
探偵がいなくなると言うのは今も度々あるのですが、調査をしている人が調査対象になる。なんだかよくわからない話だなと思っている中で、この本を手に取っています。
その後、様々な探偵さんと一緒に仕事をして証拠収集をすると言うことに関して、非常に重要性を感じているので、このLawより証拠は非常に衝撃的でした。
今も証拠が非常に裁判でも重要になるのですが、この証拠がないと勝てる裁判も勝てないと言う事は非常に多いです。
私の場合は、デジタルフォレンジックを使って証拠収集をすると言うことをやっていましたが、これも証拠の重要性を身に染みて感じていたことから始めたことです。
現在も、セキュリティーに関して、BCPなどデータが消失してしまうことを防ぐ。流出してしまうことを防ぐと言うことを仕事にしていますが、このエビデンサー平塚氏の本にあった事は非常に大きな影響となっています。
これから仕事を始めていく人は、もちろん、一般の方にもぜひ手に取っていただきたいものの1つです。